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オーストラリア海外語学研修 現地レポート14

前日夜、ブリスベン中心部のホテルに宿泊し、オーストラリア最後の夜を過ごしました。

そして、翌朝6時過ぎの集合時刻。ある部屋の生徒2名がいつまでたっても、エントランスまでおりてこない! 引率教員が慌てて部屋まで見に行くと、まだぐっすり寝ていました。急いで二人を起こし、荷造りを促しました。

 

とんだハプニングの結果、予定していた出発時刻が大幅に遅れてしまい、生徒たちが楽しみにしていた空港での最後の買い物はキャンセルになってしまいました。

 

平日にもかかわらず、ブリスベン空港は大混雑。チェックインに1時間以上かかった上に、手荷物検査やボディチェックなども入念に行われていたため、飛行機に乗るのがギリギリに。

 

オーストラリアの余韻を感じることなく、慌ただしい中での帰国となってしまいましたが、機内では思い思いに、オンデマンドの映画を見たり、睡眠に当てたりしていました。途中、南太平洋のサンゴ礁でできた島なども見ることができました。

 

およそ9時間のフライトののち、シートベルト着用のアナウンスが流れ、いよいよ成田空港に着陸、という場面で、突如、窓越しに真っ黒な雲が現れました。この日は関東各地で激しい雷雨が相次いでいましたが、ちょうど、着陸の時間帯に発達した積乱雲とぶつかってしまい、機体はまさにジェットコースター状態。その後、飛行機は、なんとか滑走路に無事、着陸しました。

 

オーストラリアの涼しい気候に慣れた生徒たちにとって、日本の猛暑がいちばんの不安材料でしたが、この雷雨の影響もあって、着陸時の成田の気温はなんと22℃。蒸し暑さは感じたものの、予想していたような猛烈な暑さではなく、ホッと一安心でした。

 

生徒たちは入国審査を経て、大きなスーツケースを受け取り、ゲートを通過すると、多くの保護者が出迎えに来てくれていました。安堵の表情を浮かべながら、保護者のもとに駆け寄り、思い出話も尽きないまま、空港を後にしていました。

 

こうして、15日間にわたるオーストラリア海外語学研修は終了となりました。

 

最後に、オーストラリア教育法人ヒルズ学園の三輪先生はじめ、ヒルズ インターナショナル カレッジの関係者の皆さま、そして40名の生徒たちを受け入れていただいたホストファミリーの皆さまには大変お世話になりました。また、今回のツアーに同行していただいたJTBの添乗員さんにも多くの場面で助けていただきました。

 

期間中、お世話になったすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

この15日間にわたるレポートを読んでくれた攻玉社の生徒諸君が、オーストラリアでの体験に少しでも興味をもち、来年の海外語学研修に積極的にエントリーしてくれたら、幸いです。

 

【連絡事項】参加生徒対象の事後レポートの提出は、8月31日(土)までです。指定のメールアドレスまで、関係ファイルを添付の上、送信してください。

 

写真:語学研修の様子