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中学3年生 臨海教室

7月23日~25日の2泊3日、静岡県沼津市の戸田湾にて中学3年生の臨海教室を実施しました。

 

 中学3年生を対象とした臨海教室を7月23日~7月25日の2泊3日、静岡県沼津市の戸田湾にて実施しました。13年前まで行われていた臨海学校と同じ内容で復活させ、今回は希望制で91名が参加しました。

 初日は学校を出発してバス3台で現地に向かいました。到着後は避難経路の確認をして、宿からビーチへ渡船で移動しました。浜に着くと初めにゴミ拾い(ビーチクリーン)を行い、水に慣れながら少しずつ泳いでいきました。久々に海に入る生徒がほとんどで気持ちが高ぶっていました。水泳指導には16名のインストラクター(そのうち本校OB4名)と体育科教員6名が担当しました。プロのライフセーバーによるレスキューボードやレスキューチューブを用いた水中の救助活動のデモンストレーションを、生徒は食い入るように見ていました。

 2日目は泳力でA~D班に分けて泳ぎの練習を行いました。昼食後には全生徒がビーチフラッグを体験し、学年チャンピオンも決めました。午後にはAB班は長距離の泳ぎ込み、CD班は20分間のミニ遠泳を実施しました。入学当初、全く泳ぐことのできない生徒も多くいたCD班の生徒が足の着かない海の上で20分間、列を組んで必死に泳ぎ切るまでに成長した姿はとても感動的なものでした。

 最終日はAB班68名が、今までは渡船で移動していた湾を横断するという大遠泳を行いました。隊列を組んで掛け声をかけながら約1.5㎞の距離を60分かけて泳ぎ切りました。お互いに列を崩さないように声を掛け合い、一致団結して取り組んで手を繋いでゴールする姿には、ここでしか味わえない達成感と成長が見られました。事故なく無事に全行程を終えることができ、非常に貴重な経験のできた学校行事となりました。