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中2英語 授業実践

中学2年生が、授業内で英語劇「ドラえもん」にチャレンジしました。

 

【担当教員より】

 この学年は、中1で英語プレゼンを経験しました。「My Hero(私のヒーロー)」というテーマでのプレゼンでしたが、各々がパワーポイントの資料を作成し、大変立派に発表しました。今年度もその経験を何とか発展させられないかと考えました。

 昨年のプレゼン大会は英語の「話す」技能の中でも、「発表」のスキルを鍛えることを目的とした企画でしたが、今回の英語劇は「やり取り」の力を鍛えることを目的としました。これからの世の中はAIや自動翻訳の技術がますます発展し、外国語を学習せずとも他言語話者と容易にコミュニケーションが取れるようになるでしょう。しかし、機械が産出した言語と自分の頭の中にある「言いたいこと」が完全に対応しているのかを検証する力、言外の意味や微妙なニュアンスを、相手の言い回し、文化的背景などから読み取る力は相対的にますます必要となると思われます。また、機械を通して意思疎通するのではなく「生きた言語」を、機械を通さずお互いに直接やり取りするスキルを持っている人が、ますます重宝される世の中になるでしょう。「生きた英語」を漫画からインプットし、英語劇のシナリオに乗せてダイナミックに「使ってみる」ことで、これからの世の中に必要となる「生きた英語を使ってやり取りする力」の素地を身に付けて欲しいと願い、今回の企画を考案しました。

 夏休み前に題材を発表し、夏休み中にオンラインでリハーサルを重ねました。小道具や衣装、効果音等を入念に準備したグループもありました。忙しい中、生徒たちは大変よく頑張ってくれたと思います。

 

 各クラス代表の発表の様子は、輝玉祭の「中2学年展示」でも動画でご覧いただけます。