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競え!英語力 -英語暗誦大会おこなわれる

今年で51回目を数える「英語暗誦大会」が2月13日、本校で行われました。

今年で51回目を数える「英語暗誦大会」が2月13日、本校で行われました。

中学1年生から3年生までの各学年・クラスごとに行われた厳しい予選を勝ち抜き、本選に出場した生徒たちが、日頃の授業で鍛えてきた英語力を競いました。

審査はネイティブの外国人講師などが担当し、発音やプレゼン力などを評価していました。

また、国際学級の生徒たちは、当日の司会やモデルスピーチ、そして代表生徒のコーチ役などを引き受け、大会を大いに盛り上げていました。

各学年の英語担当教員からのコメントは次の通りです。

●中学1年
中学1年は『忠臣蔵』の英語版『47 Ronin』から、各クラス代表12名と11R(国際学級)のモデルスピーカー2名による暗誦およびスピーチを清聴しました。
侍に扮した2名のお手伝いの生徒の殺陣の後、各代表者の暗誦で順位を競いました。各代表それぞれの魅力ある暗誦で甲乙つけ難い、非常に有意義な大会となりました。
11Rのモデルスピーカーも素晴らしいスピーチで盛り上げてくれました。皆、「発音が綺麗、神だ」などと後で感動を口々に話していました。
3学期初頭の授業で代表を決めてから約1カ月間、生徒達は練習を重ねて人前で堂々と披露できるまでに成長し、立派に大役を果していました。来年はさらに期待できると感じました。生徒の皆さん、見学に来て下さいました保護者の皆さま、ありがとうございました。

●中学2年
第1部では各クラスの厳しい予選を勝ち抜いた代表者による決勝戦が、第2部では英語圏の生徒によるモデルスピーチが行われました。
攻玉社では、国際学級英語圏の生徒が、代表者への英語指導や装飾といった事前準備から司会進行を含む当日の運営まで行っています。
第1部では、中学生になってから英語を始めたとは思えないほどのスピーチをする生徒もいて、各クラスから級友への応援も飛び、白熱した闘いとなりました。
第2部では、10分間にわたる大作を含め、帰国生の流暢な英語に、第1部とは打って変わって、皆が静かに聞き入っていました。
一般生は帰国生の英語に感化され、帰国生は一般生の英語指導をし、お互いの英語力向上につながるすばらしい大会となりました。

●中学3年
中学3年生は1年時より物語文を暗誦文として選んできました。昨年は『オズの魔法使い』でしたが、今年は『不思議の国のアリス』にしました。中学3年生ということで、生徒たちにとっては最後の英語暗誦大会、生徒たちもそれぞれの思いを胸に暗誦大会に臨んだことでしょう。
スキー教室や入試等行事、学級閉鎖も重なったので、準備時間があまりない中、代表者たちは一生懸命練習し、本番に臨んでくれました。
第1部では12名の生徒が500語ずつ分担したものを暗誦しました。さすが3年生、感情をこめて、物語に命を吹き込んでいました.
第2部の帰国生代表スピーチでは英語落語に挑戦しました。一人目はあの有名な『寿限無』。暗誦をするだけでも大変ですが、寿限無のフルネームを息をもつかせぬスピードで聞かせてくれました。二人目は『日本語の敬語』について。一人目のときもそうですが、プロジェクターでイラストを同時に見せていたこともあいまって、会場は和やかな雰囲気に。余裕すら感じさせる発表となりました。
出場者のみなさん、本当にお疲れさまでした。この経験はきっと将来役に立つことでしょう。
最後に、朝早い時間帯であったにもかかわらず、多くの保護者の方々にお越しいただきまして、どうもありがとうございました。心より、感謝申し上げます。

写真:英語暗誦大会の様子