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近藤真琴先生の足跡をたどる「東京自主研修」-中学3年・校外授業
中学3年生の校外授業が11月13日、都内で行われました。 今年の学年テーマは「東京自主研修~近藤真琴先生の足跡をたどる~」。校祖・近藤真琴先生が生きた江戸時代末期から明治時代にかけてのさまざまな近代日本の建造物や文化にふれることを目的とした班別自主研修を初開催しました。
当日は近藤先生の生誕地・旧鳥羽藩邸があった四ツ谷駅周辺(現在の上智大学)近くの外濠公園に集合。点呼を取った後、生徒たちは事前学習で決めたルートに沿って、都内各所に向かいました。
今回、生徒たちがまわるルートは「必修コース」と「自主研修コース」の2つがあり、「必修コース」には、近藤先生が眠る青山霊園を中心とした「青山霊園コース」、かつて近藤先生が教鞭をとられた海軍兵学寮跡がある築地周辺の「海軍兵学寮跡コース」、そして関東大震災発生まで慶應義塾や攻玉社の校舎があった浜松町周辺の「竹芝の浦コース」の3つを設定。近藤先生ゆかりの地から、生徒たちは任意の1つを選び、研修ルートの中に組み込みました。また、「自主研修コース」では、生徒たちが思い思いに選んだ都内各地の名所を巡りました。
午後3時半頃、学校に到着した生徒たち。都内もしくはその周辺に住んでいても、日頃、なかなか行く機会のなかった場所を巡り、それぞれ新たな発見があった様子でした。
校舎から外を見渡すと、ざっと降った、にわか雨があがり、学校の周囲には虹が架かっていました。それはまるで、江戸から明治、昭和、平成、そして令和へ。その時代の架け橋のようでした。
写真:校外授業の様子