高校２年　進路講演会

11月17日(月)、キャリア教育・高大連携の一環として、東京大学の野村政宏先生と戸矢理衣奈先生に来校していただき、高校２年生の生徒を対象に講演をしていただきました。

９月に続いて２回目の開催となった高校２年生対象の進路講演会。

野村先生は「物理学者の世界」、戸矢先生は「文系の可能性」というテーマでお話ししていただきました。

野村先生は本校の卒業生でもあります。当時の話を交えながら、研究者として働くことの楽しさや、受験勉強だけでなく常に学び続けることの難しさと大切さを話してくださいました。

進路選択については「何が好きか、何ができるかではなく、何をしたいか」で決めるべきと話されていて、生徒たちも自分の将来について考えるきっかけとなりました。

戸矢先生はご自身の研究してきた経験を踏まえて、文系の研究者とはどのようなものなのかを話してくださいました。

また、近年は文系と理系の垣根がなくなって、文系理系を横断する学問が増えてきていることにも触れ、「文系でもサイエンスリテラシーは必須」「理系でも歴史、文化への理解は国際コミュニケーションの基礎」であることに生徒たちも日々の勉強への意識を改めていたようでした。

講演会終了後も、残って生徒への質問に対応してくださいました。大学に進学した先のことをあまりイメージすることがなかった生徒にとって、考えることができるとても良い機会になりました。

野村先生、戸矢先生、お忙しいなか来校してくださり、本当にありがとうございました。