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270名の新入生迎え中学校入学式

攻玉社中学校の入学式が4月10日行われ、晴れて270名の新入生が攻玉社生としての6年間をスタートさせました。

この日は穏やかな朝となりました。新入生たちは次々に保護者とともに攻玉社の正門をくぐり、クラスの名簿が貼られたホワイトボードで、自分の名前を探したり、「入学式」と書かれた看板の前で記念写真を撮ったりしていました。

受付を済ませた新入生は自分の所属するクラスへ向かいました。学級主任(担任)の先生から名前の読み方の確認や、入学式での入場のしかたなどについての話がありました。

吹奏楽部の校歌の演奏が講堂をつつみ、参列者の大きな拍手の中、学級主任を先頭に新入生たちが入場しました。

今年4月から新しい学校長に就任した積田孝一校長は、新入生に向けた式辞の中で「これまでの数年間、諸君は脇目も振らず、勉強してきたことと思います。ほとんど余裕のない生活であったことでしょう。ところが、世の中に出てから大切なことは、『余裕を持つ』ということです。

しかし、『余裕を持つ』ということは、怠けるということとはまったく違います。極めて忙しい時、困った時、むずかしい問題に直面した時などに、ひと呼吸、おくことができる。それが『余裕』というものです。議論している時に、相手の立場になって考えることも『余裕』であって、議論を実り多いものにするために大切なことなのです。

君たちには、これからの学校生活の中で、『余裕』を見つけてほしいと思います。これから諸君の長い人生のために、攻玉社での6年間を有意義に過ごせるよう、努力してください」などと述べました。

このあと、新入生代表の言葉や保護者のあいさつなどがつづき、約1時間の式が終了しました。退場時には荻野目洋子の『ダンシングヒーロー』、そして安室奈美恵の『HERO』が演奏され、攻玉社での6年間がスタートしました。