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厳しい予選を勝ち抜いた精鋭たちが競うー英語暗誦大会

「第49回 英語暗誦大会」が2月15日、本校・大教室で行われ、中学校の各クラス予選を勝ち抜いた精鋭たちが一堂に会し、自身の英語力を披露しました。また、国際学級(帰国子女専用クラス)の生徒による司会や、流ちょうな英語スピーチもあり、生徒・保護者らもその英語力の高さに感心していました。

以下、各学年英語担当教員による大会講評を掲載します。

■中学1年生の部
1年生の今年のテーマはトム・ソーヤーでした。Oxford 出版の Level 1を12名の代表者たちが500 words ずつ分担して暗誦しました。文法的にはほぼ学習している内容だったとはいえ、教科書では見慣れない単語がずらりとならぶ、なかなか手応えのある材料でした。しかし、誰一人手を抜くことなく、最後まで練習に取り組みました。

帰国生代表2名はトム・ソーヤーの原書を暗記しました。1000語以上を止まることなく、一気に言い切った彼らの姿は実に清々しく、誇り高いものでした。全員の発表が終わった後は英語圏からの帰国子女たちがトム・ソーヤーの劇を英語で披露しました。

来年も、多くの人にこの大会に出場したいと思ってもらえれば幸いです。出場者のみなさん、本当にごくろうさまでした。

■中学2年生の部
今年も各クラスでの厳しい予選を勝ち抜いてきた12名の精鋭たち、および4名のモデルスピーカーたちが熱弁を披露しました。

インフルエンザ流行による学級閉鎖の影響で、練習時間を確保するのも大変な中、国際学級英語圏帰国生たちがコーチとして、各代表者の指導に当たるだけでなく、熱い応援メッセージを作成するなど、陰ひなたに支えてくれました。

その成果もあり、本番では各自が緊張の中にありつつ、自信を持って発表することができました。まさに、帰国生・一般生が二人三脚で作り上げた、実りある大会になったと思います。

■中学3年生の部
中学3年生にとって最後となった今回の英語暗誦大会。今回、一般学級と選抜学級から選出された12名のクラス代表者は村上春樹とJ・K・ローリングのスピーチをリレー形式で暗誦しました。中学最高学年ということもあり、一人当たりの読む分量は多めに設定されていました。しかし、それぞれの生徒が人前に立つプレッシャーを感じながらも、暗誦を披露することができました。なお、1位は同点で2名となりました。

さらに、国際学級英語圏帰国生4名が司会として大会を進行させ、加えて、3名もモデルスピーチを行いましたが、なんと、3年連続でモデルスピーカーに選ばれるという大役を果たした生徒もおり、大会を大いに盛り上げました。