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オーストラリア海外語学研修 現地レポート⑥
本日は「EKKA(エッカ)」とよばれるクイーンズランド州の祝日です。このEKKA、農業の収穫祭が由来といわれていますが、現在は同州の春の訪れを告げるお祭り的な行事として、市民に親しまれています。近くのスーパーマーケットも、入口に「EKKAのため、本日は営業時間を短縮します」という張り紙が出されていました。
ということで、本日も学校はお休みでした。そこで今回は、クイーンズランド州の州都・ブリスベンの様子についてレポートします。
ブリスベン(Brisbane)は州全体の約半分を占める230万(2016年)の人口を抱える大都市で、石炭採掘などの鉱業や、牛肉生産などの農畜産業がさかんな街です。
そのため、道を行き来するクルマも、ピックアップトラックや、農業機械を牽引できる機能を備えたものなどが多くみられます。
さて、街の中心部・シティは、ブリスベン川の河口付近に位置し、週末などは多くの人たちでにぎわっています。
現地のガイドさんによると、意外にも市民に人気なのが「寿司」なのだそうです。一家に一(いち)「巻き簾(まきす)」あるといい、それを反映してか、市内の通り沿いには多くの「sushi」の看板をみつけます。
高級なデパート内にあるフードコートでも、必ず「sushi」のお店があるほどです。
店のショーケースには、にぎりから太巻き、そしてカリフォニアロールまでバリエーション豊かな寿司が並びます。試しにいくつか食してみましたが、これが「うまい!」。
「海外だから」と侮ってはいけません。
まさに、日本文化がこちらに根付いていることを表しています。
このほか、日本でもよくみる、セブンイレブンやユニクロ、そして、見つけました!
いま日本の原宿を中心にどこもかしこも「タピオカ」ブームですが、その店舗がシティ内にも複数ありました。
ちなみに、こちらでは「タピオカ」のことを「Ruby」と言っています。
この週末、ホストファミリーに連れられて、シティに遊びに来た生徒も多いはず。
オーストラリア文化の一端を肌で感じることはできたでしょうか。
写真:ブリスベン・シティの様子