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生物部活動報告

① 生物部交流会(2月11日 都立小山台高校)

 都立小山台高校生物部さんを中心に、主に都立高校から集まった計10校の生物部が、それぞれの学校での普段の部活動の様子を発表し、生徒同士で交流を深めました。

 攻玉社生物部は、ネコザメをはじめとした飼育生物の紹介や、個人研究、林試の森公園での調査、標本室などについて発表しました。他校の生物部の活動で調査しているフィールドなどの情報を得ることができ、来年度以降の活動に向けて意欲が増す良い機会でした。交流の場では、小山台高校生物部さんが行ってくださったブタとウシの肺の解剖の実演に興味を持ったようでした。

② 第55回生物研究の集い(2月23日 東京農業大学横井講堂)

 30校以上の私立中高の生物部が集まって、部活動での研究活動の発表を、スライドを用いての口頭発表と、ポスターの展示発表に分けて行いました。日本学生科学賞において入選するなど、レベルの高い他校の研究活動を見て大いに刺激を受けたようです。

 攻玉社からは、以下の2点の発表を行いました。

 ・口頭発表

 「都立林試の森公園におけるチョウ相の調査」(チョウ班) フィールド賞受賞

 ・展示発表

 「プラナリアの過剰眼形成に水質悪化が及ぼす影響について」(36R 垣花啓介) ラボラトリー賞受賞

③ 部誌「メガロパ」の作成

 生物部交流会や生物研究の集いに向けて、部誌「メガロパ」を作成しました。輝玉祭で発表した個人研究や、林試の森公園での調査の研究報告、月に1回行っている野外活動の内容をまとめました。

 

 部誌「メガロパ」はこちらから→ http://kogyokusha.ed.jp/wp-content/uploads/2023/03/2022 メガロパ.pdf

 

④ オープンスクールで作成した昆虫標本の完成

 2022年11月26日に開催した、受験生を対象とした生物部の部活動体験では、チョウの標本作成を行いました。チョウの標本は、展翅(てんし)標本といい、展翅板の上に標本針でからだを固定し、形を整えて作成します。オープンスクール当日の活動では、生物部員が自作したスライドによる説明と、部員による補助の上、参加した小学生の方々に標本を作っていただきました。その後、約3か月の乾燥・固定の期間を経て完成したものを、標本箱に入れて保管しました。