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英語ディベート愛好会 「World Scholar’s Cup Tokyo Round 2016(WSC)」に出場

英語ディベート愛好会は5月4日・5日に洗足学園高等学校で行われた「World Scholar's Cup Tokyo Round 2016(WSC)」に出場しました。

WSCとは3人一組でチームを形成し、4つの分野(Team Debate, Collaborative Writing, Scholar’s Challenge, Scholar’s Bowl)で英語力を駆使しながら協力してスコアを獲得していく競技です。

初日である4日には Team Debate, Collaborative Writing, Scholar’s Challenge に参加しました。あらかじめ Science, History, Art & Music, Literature, Social Studies の5分野の担当を決め、リサーチして Introductory Questions に応答できるように準備をして臨みました。

Team Debate では、ジャッジからトピックを提示された後、15分間リサーチし、チーム全員が the 3rd round までディベートし合い、最後にジャッジから結果を述べられた後、opponent(相手チーム)のディベートに対して感想を述べ握手して終わります。Collaborative Writingでは6つの分野のトピックから1つを選び、25分間チームで議論し、その後45分間で説得力ある writing に仕上げます。Scholar’s Challenge とは6つの分野に関する120題の multiple choice exam に60分間で正答をマークしてスコアを競う競技です。

この大会には英語ディベート愛好会の中から、中学生は3年生の大井琳太郎君、濱田圭一郎君、横山瑞輝君が出場しました。高校生は2年生の木村俊哉君、坂口亮太君、大道陸里君、森孝太君、岩田慎吾君、正木豪君、吉澤俊君、二瓶雄太君、稲田裕貴君、3年生の久埜英一郎君、倪和毅君が出場しました。高校3年生の小林天平君は運営スタッフとして、皆をサポートしてくれました。皆それぞれ強みである英語力、論理構成力を発揮して勝利を獲得していました。日頃の活動からディベートをしているので、初めての敵対者でもそれほど緊張せず冷静にチームで戦法を話し合い協力している姿勢が見られ、発表も堂々として立派にやり遂げていました。

5日は、学校の枠を超えて参加者をグルーピングしなおした上で、様々な内容のクイズに挑戦しました。また、1日目のディベート大会で優れたディベート力を発揮した8名の生徒が、デモンストレーションを行い、白熱した論争を繰り広げました。残念ながら、本校生徒からこの8名に選ばれた生徒はいなかったものの、以下に挙げる賞を受賞するなど優れた能力を十分に発揮しました。

午後に入ると、海外の大学に関する講義が行われ、特に米国の質の高いリベラルアーツに関する内容は本校生徒も食い入るように聞き入っていました。参加生徒たちによるタレントショーも実施され、歌に踊りなど実に様々なパフォーマンスが披露されました。本校生徒からも歌を披露した生徒がおり、多くの拍手喝さいを浴びていました。

■顧問のコメント
今回の大会では、本校以外のほとんどがネイティブスピーカーであったり、インターナショナルスクールの生徒たちのなかで、本当によく健闘してくれました。週に1度しか学校での練習日がなく、本校専属のALTも不在の中、自分たちの力だけで、よくネイティブスピーカーチームにも果敢に挑んだと誇らしく思います。今後は、指導教員自身がディベートをもっと深く学び、生徒へ還元できるようにしていきたいと思っています。

■成績:
 2016 WSC TOKYO ROUND 高校生個人優秀者部門:第4位 久埜英一郎
 2016 WSC TOKYO ROUND 高校生優秀団体部門:第4位 攻玉社高等学校
 金メダル総数:9個
 銀メダル総数:12個
 金メダル受賞者:稲田祐貴・大道陸里・二瓶雄太・久埜英一郎