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西川航平君(高1・英語ディベート愛好会) 東京大学ESS杯争奪英語弁論大会に出場

クラブ活動

「東京大学ESS杯争奪英語弁論大会」が3月3日、東京大学の安田講堂で開催され、西川航平君(高1)が厳しい審査を経て出場権を獲得し、晴れの舞台でスピーチを行いました。

本大会は年齢・国籍不問の広く開かれた英語スピーチ大会で、中学生から社会人、外国人が毎年参加しています。この大会には、英語ディベート愛好会の元部長で現在、東京大学の現役学生である二瓶雄太さんも参加しました。スピーカー全10名のうち2名が攻玉社出身となる記念すべき大会となりました。

西川君のスピーチテーマは「Our Futures With Technology」。西川君は「海外で身近に最新の情報機器がある環境で育ち、テクノロジ―の利便性を認めるが一方、人間には感情があり価値観を共有したり共感できる点が大きく異なっている。感情面での経験や情緒面の発達を通して、自分達の未来を形成する強さを得ていくことを学んでいく。自然で貴重なこのような人間性の形成過程にとって代わる機器などない。我々は周りの人々との関係と保有する機器との間に理想的なバランスを保つことを学ぶべきであり、お互いの存在を認めるコミュニケーションの重要性を理解しなければならない。人間として自分達の未来を見出していくか、機器に支配権を握られるべく従順にとどまっているかは自分達次第である」という深い洞察力を感じさせる哲学的なスピーチを披露しました。

現役東大生の二瓶さんは「Smile」というタイトルのスピーチをパフォーマンス付きで発表し、見事、第3位とオーディエンス賞を受賞しました。

2名とも審査員の様々な質問に冷静に答え、立派なパブリックスピーカーとしての姿を見せてくれました。

写真:東京大学ESS杯争奪英語弁論大会の様子