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写真部 写真館のスタジオで撮影体験

写真部は7月中旬、今回で3回目となる「プロの撮影技術を学ぶ研修会」を実施しました。

「日之出写真館×攻玉社写真部 コラボ企画」と銘打ったこの企画は、日頃から学校行事の撮影や卒業アルバムの制作などでお世話になっている日之出写真館(東京・武蔵小山)の全面協力のもと、2023年に初めて実施したもので、第1回はスタジオを使って、ポートレート(人物)の撮影体験、第2回(2024年)はレフ板(光を取り入れる板)を使って、被写体に光を効果的に取り入れる技法を学びました。そして第3回の今年は、日之出写真館のハウススタジオ「スタジオデビュー」(大田区多摩川)を貸し切り、家族写真をイメージした効果的な集合写真の撮り方を学びました。

 

企画は2部構成で行われ、まず、日之出写真館代表でプロカメラマンの田中秀幸氏と田中慎一氏から、カメラの機能説明や、撮影者の意図を写真にどのように表現するかなどの撮影技法について説明を受けました。

 

その後、参加した部員は、撮影者、被写体、そして撮影の様子を撮影する3つのグループに分かれ、それぞれローテーションしながら、スタジオ撮影を多面的に体験しました。

 

部員たちがいちばん苦戦していたのが、「撮影の意図をどのように被写体役に伝えるか」についてでした。「こういう写真が撮りたい!」と思っても、構図や撮りたい表情などが、被写体役の生徒に伝わらず、必要以上に撮影までの時間がかかっていました。生徒の一人は「普段、写真館で家族写真を撮るとき、自然とよい表情で撮ってもらえるが、それはとても大変なことなどだと分かった」などと話していました。

 

最後に、参加者全員で集合写真を撮影してもらい、今回の研修会は終了しました。なお、今回の研修会で撮影した写真については、9月に行われる攻玉社の学園祭(輝玉祭)の写真部ブースで展示する予定です。ぜひお越しください。

 

今回の企画を開催するにあたり、日之出写真館の田中秀幸氏・田中慎一氏をはじめとするスタッフの皆さまには大変お世話になりました。ありがとうございました。