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OB INTERVIEW

OBインタビュー

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2007年(平成19年)卒業

日本医科大学武蔵小杉病院
循環器内科医師

大熊 慧

1988年生まれ。2001年攻玉社中学校に入学。2007年兵庫医科大学入学。2013年同大学を卒業。同年日本医科大学武蔵小杉病院入職。現在に至る。

「文武両道」の6年間。
志高く、仲間と切磋琢磨し目標を掴み取る。

攻玉社での6年間は 
どんな学校生活でしたか



良い意味で自分を厳しく鍛えることができた学校生活だったと思います。私は野球部に6年間所属し、部活、勉強共に全力で打ち込みました。決して強い部活ではなかったですが、ひとつでも多くの勝ち星をあげられるように仲間たちと練習に励んだことはいい思い出になっています。
高校生に入り、徐々に受験を意識するようになったのですが、最終的に医学部を志すようになったのは高校三年生の時でした。ちょうどドイツワールドカップの時期で新聞を読んでいた際にスポーツドクターという職業を知りました。こういった形でスポーツ選手に携わる仕事もあるのかと印象に残ったのを覚えています。そこで夏休みの期間を利用して兵庫医科大学のオープンキャンパスに行ってみたのですが、それをきっかけに医学部を目指そうと思い始めました。部活動と並行して医学部受験に挑戦するのはとても大変でしたが周囲のサポートもあり、無事、現役で合格することができました。目標だった医学部への合格を掴み取れたのは大きな達成感を感じることができたと共に自信にもつながりました。そこで経験した努力は大学生、社会人に進んでからのハードワークに耐え抜く忍耐力にも結び付いていると感じています。

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部活動と並行しての医学部受験、
どうやって乗り越えましたか

攻玉社はクラスの仲間たちと「競争」ではなく「協力」して前に進んでいくという雰囲気でした。部活動に取り組みながら大学受験に向けて継続して勉強を続けるのは体力的にも楽ではなかったですが、それを乗り越えることができたのは、仲間と共に協力しながらそれぞれの目標に向かって頑張っていく、という校風だったことがとても大きかったと思います。例えばクラスの授業でも先生が一方的に授業をするのではなく、問題を解くことができた生徒が他の生徒に解法を教えてあげるなど、自分の知識を教え合う時間も設けられていました。こういった機会があることで、知識の定着の効率が高まるのはもちろん、助け合う、協力し合うという空気をつくることができていたのだと思います。先生方も生徒との距離が近く、相談にも親身に乗ってくれたため、まさにクラス一丸となって頑張っていこうという環境が出来上がっていました。そのおかげで私もブレることなく自分の目標に向かって突き進んでいくことができたと思っています。

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最後に受験生や保護者の方へメッセージを

なりたかった医者という職業に就いて、今思うことは中高の6年間、努力を惜しまないことの大切さです。学生生活は多感な時期ですし、色々な誘惑があると思います。もちろん、時には遊ぶことも大切ですが、大学生、社会人になった時に自分がどうありたいかをしっかりと見据えて毎日を送ることが大切です。そうすることで、今よりもさらに楽しく、充実した未来をつかみ取ることができると思います。その環境が整っていて、様々な個性や才能を持った仲間たちと切磋琢磨しながら、それぞれの目標へ向けて突き進むことができる場所こそが攻玉社の一番の魅力だと思います。

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社会で活躍する先輩が語る

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